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鶴ヶ島市男性 腰の痛み 腰椎圧迫骨折

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          腰部レントゲン側面像                       腰部レントゲン正面像

 鶴ヶ島市60代男性会社員。 腰の痛み、腰椎圧迫骨折。

 【原因】
 トラックの荷台で作業をした後に下りようとした際、バランスを崩して落下してしまいました。しりもちを突いたように
 転んだ直後に腰の痛みを感じ、立ち上がることが出来ませんでした。

 すぐに同僚が近くの病院へ連れて行ってくれました。レントゲン撮影の結果、第3、4、5腰椎の圧迫(多発)骨折が
 判明致しました。多発骨折とは、同時に2つ以上の骨が骨折することを言います。(左右上画像の矢印)

 1週間の自宅療養をして安静を保っていると、歩くことが可能になり当接骨院へ来院されました。

 腰椎の圧迫骨折は、交通事故やスポーツ中の激しいコンタクトプレー、転んでしりもちを突いてしまう、加齢性の
 骨粗鬆症などが原因で起こります。

 左右上画像の第1腰椎(L1),第2腰椎(L2)と比較すると、椎体の前面がくさび形に、あるいは椎体全体が圧潰されて
 変形してしまいます。

 【施術】
 日常生活では、腰のコルセットを装着している為に肩、背中や下肢の筋肉の緊張が強くなって鈍痛も日増しに
 強まってきています。

 男性は、コルセットを外したいと訴えられていますが、骨折した椎体が硬く骨化するまで外すことが出来ませんので
 筋緊張、疼痛緩和に有効な理学療法を実施しています。

 2週間後に患部状態を確認する為にレントゲン撮影の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

坂戸市男性 腰の痛み 腰椎圧迫骨折

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          腰椎レントゲン側面像                        同部レントゲン正面像

 坂戸市70代男性。 腰の痛み、 腰椎圧迫骨折。

 【原因】
 夜、歩道を歩いていた時に道路との段差で足を踏み外し、転倒してしまいました。受傷4日後に当接骨院へ
  来院されました。

 起立歩行は何とか可能でしたが、痛みが強くベットに横になる事が困難でした。男性の症状から骨折を疑い、
 近隣のクリニックに付添い精査を依頼したところ、腰椎の1番、2番、5番に椎体の圧迫骨折が判明しました。
 (左右上画像の矢印)

 椎体の圧迫骨折は、胸椎と腰椎の移行部で生じることが多くあります。交通事故やスポーツ中の激しい衝突、
 しりもちを突くような転倒、加齢性骨粗鬆症などが原因で起こります。圧迫骨折は、左上のレントゲン画像の矢印の
 ように椎体前面がくさび形に圧潰され、変形してしまいます。

 【治療】
 椎体圧迫骨折は、前かがみの姿勢を続けていると椎体の変形が進行してしまうので、寝る時以外は幅広の
 コルセットでしっかりと固定します。

 日常生活中は、じっと座っていても痛みがあるため、疼痛と腰背部の筋緊張緩和に効果的な理学療法を
 実施します。患部の状態を把握する為、2週間後にレントゲン撮影の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/


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鶴ヶ島市男性 腰の痛み下肢の痺れ 腰部脊柱管狭窄症

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           腰部MRI 側面像                          腰部MRI 水平断像

 鶴ヶ島市男性50代男性会社員。腰の痛み、下肢の痺れ、腰部脊柱管狭窄症。

 【原因】
 自宅で立ち上がろうとした時にぎっくり腰になり、当接骨院へ来院されました。男性からここ1年、腰、股関節から膝に
 痛みと痺れが取れないと訴えがありました。精査依頼先の病院にてMRI検査を実施。腰部脊柱管狭窄症と診断
 されました。(左右上画像の矢印)

 腰部脊柱管狭窄症とは、先天性や発育性によるものは少なく、腰部への負担や加齢による変形性変化によって
 (椎間板の突出や椎体の骨棘、黄色靭帯の肥厚など)脊柱管に狭窄をきたし、脊髄(神経)が圧迫される疾患です。

 感じ方や症状によって個人差がありますが、代表的な症状は、
 ①間欠性跛行: 起立や歩行を続けると臀部、もも(大腿)、下腿などに痺れや痛みが生じ、前かがみで2~3分休みと
  また歩行が出来るようになります。
 ②Sensory March: 歩行と共に一定方向に痺れが広がっていきます。
 ③排尿異常: 尿失禁、排尿困難などや会陰部の痺れ感、性機能不全などがあります。

 【施術】
 ぎっくり腰の症状は、臀部から大腿部裏の筋緊張を緩めると痛みがかなり軽くなります。日常生活では、中腰や起立時
 などに患部が悪化しない様、コルセットなどで固定します。

 脊柱管狭窄症について男性は、手術はしたくないという希望がありますので、痛みや痺れを軽減させる理学療法を
 実施していきます。数か月後、痛みや痺れを含む症状の変化により、その後の治療法を精査依頼先の病院と
 再検討する予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

 

坂戸市男性 腰の痛み 急性腰痛症(ぎっくり腰)

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           左腰部 超音波長軸像                       右同部 超音波長軸像

 坂戸市30代男性会社員。 腰の痛み、急性腰痛症(ぎっくり腰)。

 【原因】
 子供の靴を洗っている際、立ち上がろうとした瞬間に腰に激痛が走り、動くことが出来なくなりました。暫く横に
 なっていましたが、何とか歩くことが可能となり、当接骨院へ来院されました。

 超音波観察にて左腰部の最長筋が損傷され、内出血や浮腫により筋肉内に黒い箇所が広がっている様子が
 認められました。(左上画像赤線の囲み。)

 また、右上画像は右腰部(健側)ですが、最長筋の筋線維のラインが同じ方向に走行している様子が認められます。
 (健側もあまり良い状態ではないのですが。)

 【施術】
 患部は肉離れを含む筋肉内の損傷であるため、強い刺激は厳禁です。患部の負担を軽減する目的で、股関節から
 ハムストリングの緊張やスパズムを取り除く当院独自の理学療法を行います。

 この施術を毎回実施すると患部の回復は驚くほど速くなります。しかしながら、急性腰痛症(ぎっくり腰)は
 慢性的な腰痛と違ってケガなので、基本的なことですが患部の安静を保つことが早く治癒することに繋がります。
 
 この患者さんは立ち仕事に従事している為、持参のコルセットをしっかりと装着してもらいます。(サイズが少々
 大きいため、コルセットの下にスポーツタオルを巻いてもらいました。)


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
 
          

鶴ヶ島市男性 腰の痛み ぎっくり腰(腰痛症)

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        右腰部 超音波長軸像                   同部 1週間後


 鶴ヶ島市40代男性。自営業。遅発性ぎっくり腰(腰痛症)。

 【原因】
 3週間前に営業車の洗車中、屈んだ姿勢から立ち上がった時に右腰にチクっと痛みを感じました。
 しかし、激痛ではなかったのでそのまま洗車を続けました。その週末は、営業車を長時間運転
 しました。

 その後、徐々に痛みが強くなり、コルセットをしていても立ったり座ったりする動作や中腰の姿勢で
 激痛が走る様になりました。

 遅発性のぎっくり腰(腰痛症)とは、痛めた時は大した事が無くても、その後の生活動作や負担で
 損傷部が徐々に拡大し、時間の経過とともに痛みも増大してしまいます。

 この患者さんが痛みを感じた後も洗車を続けたことや、週末の長時間運転により腰の痛みが
 増大したと思われます。

 初診時、超音波観察を行ったところ、左上画像の丸の囲みで赤、青色の信号(右腸肋筋内
 損傷部の修復による血流増加)が認められました。

 【施術】
 受傷日から3週間経過していた為か、損傷部周囲はとても硬い状態でした。この患者さんは、
 2年前に椎間板ヘルニアの手術を行い、当院でも椎間板ヘルニア術後のリハビリをした
 既往歴がありました。また、1年前には坐骨神経痛の診断を他院で受けた経緯があり、
 普段から腰痛や坐骨神経痛がありました。

 腰から下肢の神経に沿って押圧すると痛みが誘発されるので、右腰損傷部と共に
 筋組織の柔軟性を改善させる当接骨院独自の理学療法を実施しています。

 右上画像は1週間後ですが、丸の囲みで赤、青色の信号が減少し、その周囲の筋線維
 (斜めの縞模様)が画像上に現れ、損傷部の修復が促進していることが認められました。

 起立加重時や中腰、長時間の座位による痛みも、あまり気にならない位に改善されました。
 (痛みの主観的評価:初診時8/10 → 1週間後3/10)


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

鶴ヶ島市男性 腰の痛み ぎっくり腰(急性腰痛症)

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     左腰部 超音波長軸像           右腰部 超音波長軸像


 鶴ヶ島市50代男性。 プログラマー。

 【原因】
 仕事中、椅子から立ち上がろうとした瞬間、腰に激痛が走り動けなくなりました。
 座っていることも儘ならず、何とか帰宅。当接骨院へ来院された時には、やっと
 歩くことが出来るという状態でした。

 超音波観察を行ったところ、左右上画像の赤線囲み内の斜めの縞模様(筋線維)
 が途絶し、腰腸肋筋に黒い箇所が広がって損傷と内出血の様子が
 認められました。

 正常な筋線維(筋束と筋周膜)は、斜めの縞模様が均一に描出されています。
 (8/25接骨ブログ 「腰の痛み」をご参照ください。)

 ぎっくり腰(急性腰痛症)は、重い物を持ったり、運動強度の高い激しいスポーツ
 中に起こったりします。時には、咳やくしゃみで上半身を支える腰の筋肉や
 腰椎の椎間関節に強い負荷がかかって損傷し、激痛が生じます。海外では、
 ぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と言うそうです。

 ぎっくり腰は、筋や関節の損傷ですから、体を動かしている時に痛みが増強
 する特徴があります。

 安静にしていても、痛みや痺れがある場合は、神経、血管症状を伴う
 別の疾患との鑑別が必要です。

 【施術】
 スポーツ障害(けが)を発症した時に行うRICEの処置を徹底します。(詳細は
 当接骨院HP内の「スポーツ障害について」をご参照ください。)

 立ったり座ったりする動作が少し楽にできる様になったら、理学療法を実施
 していきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

鶴ヶ島市男性 腰の痛み ぎっくり腰(急性腰痛症)

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    正常(健)側 超音波長軸像        負傷(患)側 超音波長軸像


 鶴ヶ島市40代男性。 自営業。

 【原因】
 仕事で使用する塗料が入った一斗缶を持上げようとしたところ、腰に激痛が
 走りました。

 腰の屈伸が出来ず、少し背中を丸めて当接骨院へ来院されました。
 ベットに上がることが大変でしたが、超音波観察を実施しました。

 左上画像の丸の囲み内は、斜めに縞模様(筋の筋束と筋周膜)が均一に
 描出されています。

 右上画像は、左に比べて丸の囲み内の斜めの縞模様が途絶して、黒い箇所
 (筋束と筋周膜の損傷と内出血)が広がっている様子が認められました。

 ぎっくり腰(急性腰痛症)です。

 
 

 【施術】
 ぎっくり腰は、慢性的な痛みではなく、けが(外傷)となります。

 そのため、立ったり座ったりする動作で痛みが強く出ている間は、RICE
 (当接骨院HP内の「スポーツ障害について」をご参照ください)の処置を
 徹底します。

 上の動作時の痛みが軽くなりましたら、筋の緊張緩和や血流改善を目的とした
 当接骨院独自の理学療法を実施してまいります。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

坂戸市中学生 腰の痛み 側弯症

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    胸腰椎レントゲン画像            約2か月後

坂戸市中学3年生 男子。

【原因】
交差点を自転車で横断中、交通事故に遭いました。自動車と接触した際に転倒し、腰を強打しました。

精査依頼先のクリニックでレントゲン撮影を行ったところ、交通事故が原因ではないと思われる脊椎の側弯症が見つかりました。(左上画像)

側弯症とは、脊柱の側方向への湾曲のことですが、多くは椎体の捻じれも伴っています。重篤化すると胸郭(肋骨)の変形を来し、心肺機能障害を引き起こすこともあります。

多くは特発性に起こることが多く、側弯症の中でも約7割を占めます。その中でも原因不明で思春期(10歳以降)に発症し、女子に多いとされています。

この患者さんは、中学で卓球部に所属し、日常生活は特に体の不調なく過ごしているそうです。

既往歴は、小学5年生の時に左大腿部にできた良性の腫瘍(類骨骨腫)を切除する手術を受けています。ご両親によると、その腫瘍が見つかるまでの長い間(4年)、左脚の痛みをかばって生活していた為、度々姿勢を直す様指導していたそうで、それが側弯になった理由ではないかとの事でした。

【施術】
交通事故の治療と並行して、体のバランスを均等にする理学療法、骨盤の傾きや回旋を正常に戻す当院独自の調整法を実施します。

右上画像は、約2か月後のレントゲン写真です。僅かに腰椎の回旋が診られるものの、脊柱がほぼ真っ直ぐに戻っています。

【経過】
今後は、この患者さんに指導した脊柱、骨盤調整法を自宅で行うことと、月数回の通院加療でさらに脊柱が真っ直ぐになるよう調整していきます。


鶴ヶ島市 ふじみ接骨院


腰痛 ぎっくり腰

坂戸市 40代男性。

【原因】
自宅でファンヒーターを片付けようと中腰になったところ、腰にピシッとした痛みが走り、動くことが出来なくなりました。

【初検】
腰の前後屈が痛みにより不可能で、第5腰椎周囲に圧痛、熱感が認められました。超音波検査により、第4,5腰椎間の胸腰筋膜が、一部不連続で断裂している様子が認められました。(動画の為、ここでは表示しておりませんが。)

胸腰筋膜は、腰から背中に存在する厚く強靭な筋膜で、表層と深層の2層からなり、脊柱起立筋群と腰方形筋を隔てています。

その表層の筋膜の1部を損傷してしましました。よく言われる「ぎっくり腰」の1つですが、本来は「急性腰痛症」とも言います。急性腰痛症は、読んで字の如く、急に発症するけがですが、元々腰痛を抱えている方に発症することが多いのです。

この患者さんは仕事で1日中、座ってパソコンの入力をしていることが多く、痛みや足のしびれが強くでることがあります。

また、腰の痛みは、運動部の学生や社会人アスリートのスポーツ障害(外傷)、交通事故の後遺症などにも診られます。そのような方は、腰や股関節周囲の筋、筋膜の張りや炎症が強く、神経が過敏に作用して過剰収縮を引き起こしやすくなり、「ぎっくり腰」に至ることがあります。

【施術】
硬く強く張った筋や筋膜、関節を柔軟にする理学療法を施療します。

【経過】
この患者さんは、時々「ぎっくり腰」を繰り返すため、痛みや足のしびれが治まっている時には、ウォーキングや軽い運動、ストレッチなどを行い、予防に努めています。


鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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