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Blog 2015年7月アーカイブ

川越市若葉 膝の痛み 有痛性分裂膝蓋骨

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     右膝蓋骨 超音波長軸像          左健側

 川越市若葉 中学2年生男子、サッカー部所属。 膝の痛み、有痛性分裂膝蓋骨。

 【原因】
 中学1年生の3学期から右ひざの痛みがありました。近隣の整形外科で分裂膝蓋骨と診断され、痛みが
 取れるまで部活を休むように指導されました。

 数か月、走らないで様子を見ていましたが痛みは変わらず、当接骨院を受診されました。超音波検査の
 結果、右膝蓋骨上外側部に骨の連続性が断たれた不正像が認められました(画像の赤丸の囲み)。

 有痛性分裂膝蓋骨は、お皿の(膝蓋)骨が2つもしくはそれ以上に分裂していて、運動時や分裂部を
 叩いて痛みがある場合をそう呼びます。

 男子はお皿の骨の上外側部に分裂部があり、Ⅲ型と判明しました(下の分類図をご参照ください)。

 分裂膝蓋骨分類.jpeg

 【施術】
 男子は膝周囲の筋肉の硬さが強く、徹底的に筋肉の緊張を特殊仕様の治療機器を使用して柔軟に
 していきました。2週間ほどで通常の練習をこなせるほどになりました。

 分裂膝蓋骨の原因は小中学生の成長期に激しいスポーツをしていると、繰り返しお皿の骨に負担が
 掛かり、分裂してしまう説や成長期の骨癒合不全という説もあります。

 当接骨院では通常練習をしながら、最新の骨癒合促進装置を使用して数か月後の骨癒合を目指します。
 4週間ごとに分裂部の状態を客観的に評価するため、超音波検査の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
 

 

川越市若葉 踵(かかと)の痛み 踵骨骨端症 シーバー病(追加情報)

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      左踵(健側)          右踵 超音波長軸像                  同部5週後

 川越市若葉 中学2年生男子、野球部所属。踵(かかと)の痛み、踵骨骨端症 シーバー病。

 【原因】
 1か月前より部活の練習でダッシュやベースランニングをすると右踵に痛みを感じるようになりました。
 湿布を貼ったりして様子を診ていましたが、少しずつ痛みが強くなったので当接骨院を受診されました。

 歩行時に踵を突いて歩くと激痛が起こります。超音波検査の結果、右踵の成長軟骨部に剥離した不正像が
 認められました(上画像の丸の囲み)。

 踵骨骨端症は成長軟骨部にダッシュやジャンプ着地などの衝撃が繰り返し掛かることによって起ります。
 10~15歳のスポーツをやっている男子に多くみられます。

 【施術】 
 剥離した軟骨の骨化を促進させる最新の治療器を使用します。また、アキレス腱やふくらはぎの
 筋緊張を緩和する特殊仕様の治療器も使用して施術していきます。

 男子はふくらはぎの筋と〇〇筋の緊張を取ってあげただけで踵の痛みがほぼ消失しました。まだ、
 ダッシュやジャンプは禁止ですが、その他の練習は痛みが酷くならないように行っています。

 4週後、剥離した軟骨の状態を客観的に評価するために超音波検査の予定です。
 
 【追加情報】
 5週後の超音波検査の結果、初診時に剥離していた軟骨が骨癒合してほとんど左右差が無くなりました。
 痛みも消失し、運動制限なく部活動を行っております。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
 

鶴ヶ島市若葉 手指の痛み 中手骨骨折

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      右第5中手骨 超音波長軸像                     同部 整復後

 鶴ヶ島市若葉 男子大学生。 手指の痛み、第5中手骨骨折。

 【原因】
 自転車で転倒した時に地面に右手の甲を強打してしまいました。すぐに腫れて痛みも強くなったので
 氷で冷やしました。翌日、手指を動かすことが出来なくなり、当接骨院を受診されました。

 超音波検査をしたところ、右第五中手骨の骨頭部が掌側に落ち込んで転位している様子が認められ
 ました(左画像の矢印部が骨折部=赤線の軸が折れ曲がっている)。

 【施術】
 骨折部を整復後、シーネ固定を行いました(右上画像が整復後=骨の軸が真直ぐに戻った)。
 大学生は「手術は絶対にしたくない」ということなので再転位しないように固定をしっかり行います。

 3日後より骨癒合を40%も早める最新の骨折治療器を使用していきます。骨折部の状態を把握する
 ため、1週間は毎日超音波検査を行っていきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

川越市若葉 肩の痛み 四十肩/五十肩 石灰沈着性腱炎

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      右健側             左棘上筋 超音波長軸像

 川越市若葉50代女性、主婦。左肩の痛み、四十肩(五十肩)、石灰沈着性棘上筋腱炎。

 【原因】
 3か月前に病院で四十肩(五十肩)と診断されました。レントゲン撮影で石灰が映っていると言われ
 痛み止めの注射をしてもらいました。
 
 月に数回の注射と飲み薬、湿布で様子を診ていましたが、痛みは変わらず当接骨院受診に至りました。
 超音波検査の結果、左棘上筋内に石灰が沈着している様子が認められました。

 石灰の成分は「炭酸アパタイト」と呼ばれ、肩の筋肉や腱の負担が掛かるところに石灰化(硬化)
 し、免疫機能によって炎症症状が起こります。

 【施術】
 炎症症状(痛み、腫れ、熱感など)の軽減と四十肩(五十肩)の関節拘縮の緩和を目的に特殊仕様の
 治療機器を使用し施術していきます。

 また、右(健側)肩への施術、独自のストレッチ法、自宅での習慣の変更などを指導し、早期の
 治癒を目指します。患部の状態を客観的に評価するため、2週間後に超音波検査の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

坂戸市若葉 肘(腕)の痛み 上腕二頭筋炎

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      右上腕遠位端 超音波長軸像                同部 4週後

 坂戸市若葉 40代女性会社員。 肘(うで)の痛み、右上腕二頭筋炎。

 【原因】
 製造業の仕事に従事しています。1日中ラインの横で肘(うで)の曲げ伸ばしをしています。
 3週間ほど前より右腕の筋肉が固くなって腫れてしまい、腕に負担のかからない仕事に代わって
 もらいました。

 当接骨院で超音波検査を実施したところ、右上腕二頭筋が腫れて炎症が起きている様子がみとめ
 られました(左上画像の丸の中=腫れ、炎症=赤、橙、青色の点)。

 筋肉の炎症は繰り返しの作業、長時間の力仕事、スポーツなどでみられる症状です。当接骨院の
 周囲には工業団地があり、このような症状で来院される方が多くいらっしゃいます。

 【施術】
 炎症症状(腫れ、痛み、熱感など)に非常に効果的な特殊仕様の治療機器を使用して施術を行います。
 画像右上は4週後の画像ですが、女性は仕事を休むことなく炎症症状が消失しました(矢印は腫れが
 若干残存している状態)。

 痛みは消失していますが、女性の希望で完全に腫れが引くまで治療を継続予定です。


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鶴ヶ島市若葉 ももの痛み 打撲 骨化性筋炎

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             右大腿部外側 超音波長軸像

 鶴ヶ島市若葉 30代男性会社員。ももの痛み、打撲、骨化性筋炎。

 【原因】
 サッカーの試合中、右腿に相手選手の膝などが複数回当たってしまいました。すぐに退場して
 アイシングを行いました。

 数日後、近くの病院に行ったところ、レントゲンでは骨に異常はなく、打撲の診断で湿布と痛み止めの
 飲み薬を処方してもらいました。

 病院での治療はなく、1カ月経過したが飲み薬や湿布では痛みが引かず当接骨院受診に至りました。
 超音波検査の結果、右中間広筋の筋内に白い塊が描出され、骨化性筋炎と認められました
 (画像中の丸の囲み)。

 骨化性筋炎とは打撲や筋損傷により内出血が起こった時に、本来は骨折の骨癒合に必要な仮骨の
 成分が筋肉内に沈着し、骨折が起きていない筋肉内で「異所性骨化」を起こすことを言います。

 サッカーやバスケットボール、柔道や空手などのコンタクトスポーツで多くみられます。

 【施術】
 画像上の2つの丸の上部は、内出血と浮腫により筋肉内が正常な組織に戻っていない状態です。
 当院の特殊仕様の治療機器で内出血と浮腫の吸収促進、疼痛の軽減消失していきます。

 2週間後、患部の状態を客観的に評価するため超音波検査の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

 
 
 

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