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Blog 腰、背中の痛み: 2013年5月アーカイブ

腰痛 ぎっくり腰

坂戸市 40代男性。

【原因】
自宅でファンヒーターを片付けようと中腰になったところ、腰にピシッとした痛みが走り、動くことが出来なくなりました。

【初検】
腰の前後屈が痛みにより不可能で、第5腰椎周囲に圧痛、熱感が認められました。超音波検査により、第4,5腰椎間の胸腰筋膜が、一部不連続で断裂している様子が認められました。(動画の為、ここでは表示しておりませんが。)

胸腰筋膜は、腰から背中に存在する厚く強靭な筋膜で、表層と深層の2層からなり、脊柱起立筋群と腰方形筋を隔てています。

その表層の筋膜の1部を損傷してしましました。よく言われる「ぎっくり腰」の1つですが、本来は「急性腰痛症」とも言います。急性腰痛症は、読んで字の如く、急に発症するけがですが、元々腰痛を抱えている方に発症することが多いのです。

この患者さんは仕事で1日中、座ってパソコンの入力をしていることが多く、痛みや足のしびれが強くでることがあります。

また、腰の痛みは、運動部の学生や社会人アスリートのスポーツ障害(外傷)、交通事故の後遺症などにも診られます。そのような方は、腰や股関節周囲の筋、筋膜の張りや炎症が強く、神経が過敏に作用して過剰収縮を引き起こしやすくなり、「ぎっくり腰」に至ることがあります。

【施術】
硬く強く張った筋や筋膜、関節を柔軟にする理学療法を施療します。

【経過】
この患者さんは、時々「ぎっくり腰」を繰り返すため、痛みや足のしびれが治まっている時には、ウォーキングや軽い運動、ストレッチなどを行い、予防に努めています。


鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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