交通事故、スポーツ障害なら鶴ヶ島市のふじみ接骨院

Blog

川越市女性 肘の痛み 尺骨骨折

M.Honma 20110517 0001.jpgDSCF0021.jpg
       肘レントゲン写真               整復前の様子


 川越市30代女性。会社員。

 【原因】
 休日に(前後に1つずつ車輪がある)Jボードの練習中、転倒して
 左肘をアスファルトに強打しました。

 受傷15分後に当接骨院へ来院。痛み、腫れ(あっという間に腫れが大きくなって
 きました)、肘屈伸時痛が著明でした。

 超音波観察を行ったところ、肘頭に骨折部が認められましたので、全体の
 損傷を把握するために、クリニックへ精査を依頼しました。

 左上レントゲン写真のように、肘頭(矢印)と尺骨骨幹部の斜骨折(黄色矢頭)が
 判明しました。1つの骨に2か所の骨折は、二重骨折と言います。

 【施療】
 肘頭部は、約1cm転位していたため整復(右上写真)し、固定しました。

 この患者さんは、仕事や手術の傷跡が残るなどの理由からなるべく手術を
 したくないとの希望だったので、保存的に固定可能か、1日固定をして様子を
 診ました。
 

 しかし、翌日に肘頭の骨折部が再転位していたため、総合病院に転院し
 プレートによる内固定手術となりました。

 肘頭部の骨折は、上腕三頭筋(肘を伸ばす作用)の筋収縮により、骨折片が
 筋収縮方向へ転位する為、保存的な固定が難しい骨折の1つです。

 【経過】
 経過は順調で、手術傷跡の消毒完了後にリハビリ開始予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

アーカイブ 全て見る
HOMEへ
お問合わせはこちらをクリック!
049-271-3570


(C)ふじみ接骨院.