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坂戸市高校生 腿の痛み 肉離れ

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       大腿直筋 超音波短軸像               大腿直筋 超音波長軸像


坂戸市女子高校3年生。バスケットボール部所属。

【原因】
体育の時間に行った体力テストの短距離走で、スタートした直後にピリッとした痛みを右大腿前面に感じ、走ることが出来なくなった。

【初検】
通常の歩行は跛行(足を引きずる)を呈し、膝の屈伸は不可能でした。
超音波検査を行ったところ、右大腿四頭筋の大腿直筋に肉離れが認められました。

肉離れは、読んで字の如く、筋肉、筋膜、腱の一部または全部の損傷、断裂を言います。
肉離れは、日常生活やスポーツ障害で多く起きるけがの一つです。

左上画像の丸の囲みの矢頭部に示す黒い個所、右上画像の赤線内の黒い部分が肉離れの箇所です。正常な筋肉の繊維は、白い並み線状に描出されている部分です。

【施術】
RICEの処置を行います。(RICEの処置は、当院HP「スポーツ障害について」をご参照ください。)患者さんは、10日後に高校生最後の試合があり、どうしても試合に出場したいそうです。上の症状は、10日で治癒することは困難ですが、出来る限りのことを施して試合に臨むということで患者さんと話し合って治療方針を決めました。

特に、時間があればアイシングを徹底します。アイシングの目的は、断裂した筋肉や血管を冷やすと収縮する性質を活かして傷口をしっかりと塞ぎ、止血します。

そして、固定もしっかりと行います。患部には、10cm四方のパッドを当てて出血を抑え、傷が圧着するようにします。

通学には、患部に負担をかけないように、1本松葉杖を使用してもらいました。

通院加療時は患部をかばって生活している為に、左足や右上半身の負担増から、筋肉の張や上半身のバランスが悪くなり、他の部位のけがや痛めたりする事が無いように、当院独自の理学療法、施術を行っていきます。

【経過】
1週間経過したところで、VAS(主観的痛みの度合い)=60/100。通常歩行は痛みがないとのこと。
明日はしっかりとテーピングをして、軽いランニングで患部の様子を確認します。


鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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