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坂戸市中学生 足(あし)の痛み 踵骨裂離損傷

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        左足背側 超音波長軸像                    右同部 健(正常)側

 坂戸市中学2年生男子、柔道部所属。足(あし)の痛み、踵立方靭帯(二分靭帯の一部)付着部、踵骨裂離損傷。

 【原因】
 柔道部の練習中バランスを崩して倒れこんだ時、左足を捻って相手の体が勢いよく乗ってしまいました。
 左足の痛みがありましたが、無理をしてしばらく練習を続けてしまいました。

 帰宅後、すぐに当接骨院へ来院。すでに腫脹と疼痛が強くなりだしていて、歩行時に跛行を呈していました。
 徒手検査後、超音波観察を実施したところ、左踵立方靭帯(二分靭帯の一部)付着部の踵骨前結節部が裂離
 (剥離)している様子が認められました(左上画像の赤丸の中)。

 また、裂離(剥離)した周囲は健側と比較すると内出血で皮膚、皮下組織が腫れて厚くなっている様子も認められ
 ました(左上画像の矢印)。捻挫で多く遭遇する損傷は前距腓靭帯や踵腓靭帯の箇所ですが、男子はそれらの
 靭帯は損傷していませんでした。

 【施術】
 柔道は、投げたり投げられたり踏ん張ったりと足に体重が非常にかかります。男子はすぐにでも練習に復帰したいと
 希望しておりましたが、気持ちが強くても痛みも強いため階段昇降がやっとできる状態です。

 軽いジョギングを始めるまで約3週間は、上半身のトレーニングや可能な範囲のストレッチングなどの練習を指導
 しました(指導者も了承済みです)。

 施術では内出血や浮腫の吸収に威力を発揮するプロアスリート仕様の治療機器を使って早期回復、治癒を目的に
 理学療法を実施します。日常生活や通学では、患部の安静と負担を減少するよう固定をします。

 男子は踵骨を裂離損傷しているにもかかわらず1週間で痛みがほぼ消失したため、練習に参加したいと強く希望して
 来ました。しかし、裂離した骨が骨化するためには数週間必要なため、今までどおり可能な範囲の練習をしよう
 と男子の気持ちを抑えるのが精一杯でした。

 今週、患部の状態を確認するため超音波観察の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

 

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坂戸市若葉 小学生 足(親指)裏の痛み 短母趾屈筋腱炎 種子骨障害

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  右足(親指)裏 超音波長軸像      左健側

 坂戸市若葉 小学生高学年女子。 右足(親指)裏の痛み、短母趾屈筋腱炎、種子骨障害。

 【原因】
 ミニバスの練習中、ダッシュをしたところ右足裏の親指側に激痛が走りました。1か月前に新しい
 バスケットシューズに変えた後、まだシューズが足になじんでないせいか足裏に痛みを感じていました。

 女子の右母趾球は腫れて赤くなって、押すと痛みがあります。親指を上にそらすと同じ場所に痛みが
 でます。超音波検査をしたところ、右の短母趾屈筋腱が左の正常側と比べて腫れていました(画像の
 矢印の比較)。

 また、別の角度から観察すると右の種子骨の表面が不正になっている様子も認められました(種子骨
 障害)。

 【治療】
 腫れて太くなった屈筋腱を柔軟にし元の太さに戻します。女子の場合は週週間で痛みと腫れが軽減しました。
 現在は試合に出ても、痛みは有りません。

 屈筋腱の腫れや種子骨障害はバスケットボールやバレーボール、サッカー、陸上の跳躍競技などで
 多くみられます。
 
 女子は練習や試合で走る際、常につま先で走っています。痛みが軽減するまでかかとから地面に接地する
 走り方に変えます。また、シューズが足に馴染むまでインソールなどで足裏の衝撃を軽減する工夫を
 します。

 
 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

 

川越市若葉 小学生 踵(かかと)の痛み シーバー病

20150722153629_1540440.jpgdouga hk.jpg
 
  右踵 超音波長軸像         左健側              左踵 4週経過画像

 川越市若葉 小学4年男子。 足、踵(かかと)の痛み、シーバー病。

 【原因】
 4年生になってから卓球のクラブチームに入りました。練習は厳しくジョギング、体力作り、お互いに
 打ち合うなど週に4日行っています。

 2週前から準備運動のジョギングをしても右踵(かかと)の後ろ、アキレス腱付着部がだんだんと
 痛くなりました。

 近隣の整形外科ではシーバー病と診断され、湿布や痛み止めの飲み薬などを処方され、1ヶ月ほど卓球は
 休んで安静にしているように指導されました。

 【治療】
 当接骨院へ来院時、患部を押すと激痛が走り、右足に全体重を掛けることが困難で右足を引きづって
 歩いていました。超音波検査を実施したところ、右踵(かかと)のアキレス腱付着部の軟骨の表面が
 左に比べて山模様が崩れ、不正になっている様子が認められました(左画像の赤丸の囲み)。

 歩行時の痛みが著明であるため、痛みを軽減させる特殊仕様の治療器を使用し、軟骨の不正像には
 骨癒合を促進させる骨折治療器で治療していきます。

 治療が4週経過した時に確認した超音波画像では、ガタガタになっていた右踵がきれいな骨のラインを
 描出していることが確認させました(右画像矢印)。痛みも全くなくなり、現在は卓球のクラブチームの
 練習も思い切ってできています。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-35701
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

坂戸市若葉 主婦 足指の痛み 外反母趾

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     左中足骨 超音波長軸像                 足外観写真 

 坂戸市若葉 40代主婦、パートタイマー。 左足指の痛み、外反母趾。

 【原因】
 10年以上接客の仕事をしています。仕事柄パンプスを履くことが多く、5年以上前から外反母趾と
 診断され、色々な治療やケア、外反母趾用のサポーターなどを試しましたが痛みは取れません。

 外観写真のように左右の母趾の内側が赤く腫れて、特に左は触るだけでも痛みがあります。超音波検査を
 実施したとろろ、左母趾の中足骨の一部に骨棘が出来ている様子が認められました(左画像の円内)。

 【治療】
 骨の出っ張り(骨棘)は元にも出れませんので、今後骨棘が酷くならないような対策やケアを行って
 行きます。

 また、痛みがあると正しい歩行や立位を保てず、症状が改善しないので痛みを軽減、消失させる
 特殊仕様の治療器を使用して施術していきます。

 当院は外反母趾改善/対策プログラムを実施中です。どのようなご相談、質問などございましたら
 お気軽にお問合せ下さいね。smile


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/


 

川越市若葉 会社員 足首の痛み 外果骨折

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       右外果 超音波長軸像                右足関節 x-p

 川越市若葉 30代男性会社員。 足首(外くるぶし)の痛み、外果骨折。

 【原因】
 バスケットボールの練習中にジャンプし着地したところ、右足首を捻ってしまいました。翌日になっても
 痛みが引かないので当接骨院を受診されました。

 歩行は若干痛みは有るものの本日も営業の仕事を行ってきました。患部の外観は腫れています。
 少し強めに圧迫してみると痛みは強く有りました。

 超音波検査を行ったところ、左上画像の矢印の箇所が骨の不連続を示し、骨折している様子が
 認められました。数日後のレントゲン検査でも赤丸の中が骨折していました。

 【施術】
 骨折による痛みと腫れの吸収を促進させる特殊仕様の治療機器を使用して施術していきます。
 また、男性にギプス固定をするためインフォームドコンセントを行ったところ、「営業の仕事が
 できない。スポーツ用のサポーターで代用してくれないか」と言われました。

 いろいろなリスクを説明しましたが、男性の意志は固くサポーター固定で治癒を目指すことに
 なりました。腫れが軽減した4日後から骨癒合を40%も短縮できる骨折の治療器を使用して
 早期の骨癒合を目指します。

 4週後、骨癒合の状態を客観的に評価するため超音波検査の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
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川越市若葉 踵(かかと)の痛み 踵骨骨端症 シーバー病(追加情報)

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      左踵(健側)          右踵 超音波長軸像                  同部5週後

 川越市若葉 中学2年生男子、野球部所属。踵(かかと)の痛み、踵骨骨端症 シーバー病。

 【原因】
 1か月前より部活の練習でダッシュやベースランニングをすると右踵に痛みを感じるようになりました。
 湿布を貼ったりして様子を診ていましたが、少しずつ痛みが強くなったので当接骨院を受診されました。

 歩行時に踵を突いて歩くと激痛が起こります。超音波検査の結果、右踵の成長軟骨部に剥離した不正像が
 認められました(上画像の丸の囲み)。

 踵骨骨端症は成長軟骨部にダッシュやジャンプ着地などの衝撃が繰り返し掛かることによって起ります。
 10~15歳のスポーツをやっている男子に多くみられます。

 【施術】 
 剥離した軟骨の骨化を促進させる最新の治療器を使用します。また、アキレス腱やふくらはぎの
 筋緊張を緩和する特殊仕様の治療器も使用して施術していきます。

 男子はふくらはぎの筋と〇〇筋の緊張を取ってあげただけで踵の痛みがほぼ消失しました。まだ、
 ダッシュやジャンプは禁止ですが、その他の練習は痛みが酷くならないように行っています。

 4週後、剥離した軟骨の状態を客観的に評価するために超音波検査の予定です。
 
 【追加情報】
 5週後の超音波検査の結果、初診時に剥離していた軟骨が骨癒合してほとんど左右差が無くなりました。
 痛みも消失し、運動制限なく部活動を行っております。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
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